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業務システムの種類・一覧まとめ|外注する際の依頼先選びと費用相場を解説

業務システムの種類・一覧まとめ|外注する際の依頼先選びと費用相場を解説

業務システムの導入は、業務の効率化や生産性向上に直結するため、多くの企業が注目しています。業務システムは、PC向けのWebシステムだけでなく、現場スタッフが使うモバイルアプリ(iOS/Android)やタブレット用アプリと連動させることで、業務全体の効率化を実現できます。しかし、社内で開発リソースが不足している場合は、専門の開発会社に外注するのが一般的です。

本記事では、業務システム(業務アプリ)開発を外注する際の基礎知識から、依頼先の選び方、具体的な手順、費用相場まで詳しく解説します。

1. 業務システムの種類と一覧

業務システムには、企業の様々な業務を効率化するための多様な種類があります。ここでは、代表的な業務システムを紹介します。

主な業務システムの種類

・販売管理システム

受注から請求、入金管理までを一元管理するシステムです。営業担当が外出先でモバイルアプリから受注を入力し、事務所のWebシステムで請求書を発行するといった連携が可能です。

・在庫管理システム

商品の入出庫、在庫数の可視化、適正在庫の維持を支援します。倉庫スタッフがタブレットでバーコードをスキャンし、本部がリアルタイムで在庫状況を確認できる仕組みが一般的です。

・顧客管理(CRM)システム

顧客情報、商談履歴、対応状況を一元管理するシステムです。営業がモバイルアプリで顧客訪問記録を入力し、マネージャーがダッシュボードで進捗を確認することで、営業活動の質が向上します。

・勤怠管理システム

出退勤記録、休暇申請、労働時間の集計・分析を行います。従業員がWebで打刻し、人事部がWebシステムで勤怠データを管理することで、労務管理が効率化されます。

・経費精算システム

経費申請から承認、精算までのワークフローを自動化します。社員がスマホアプリでレシートを撮影して申請し、経理がWeb画面で承認処理を行うことで、ペーパーレス化と業務スピードの向上が実現できます。

・プロジェクト管理システム

タスク管理、進捗確認、リソース配分の最適化を支援します。現場スタッフが作業報告を行い、プロジェクトマネージャーがダッシュボードで全体進捗を把握することで、プロジェクトの透明性が高まります。

・予約管理システム

予約受付、スケジュール管理、顧客通知の自動化を実現します。顧客がWebやアプリから予約を行い、店舗スタッフが予約状況を確認することで、顧客対応の質が向上します。

業界特化型の業務システム例:建設・工事業界

業界独特の業務に対応した専門的な業務システムも存在します。例えば、建設・工事業界では、現場と本部の情報連携が重要な課題となっています。従来は紙ベースの日報や写真管理が主流でしたが、工程遅延や原価管理の可視化が難しいという問題がありました。

工事進捗管理システムでは、現場監督がタブレットで写真撮影、日報入力、安全チェックを行い、本部がWebシステムで全現場の進捗確認、工程管理、原価管理を実施できます。リアルタイムな情報共有により、ペーパーレス化や報告業務の時間削減、問題の早期発見と手戻り防止が可能になります。また、蓄積されたデータは次回プロジェクトへの活用にもつながります。

2. 業務システムと基幹システムの違い

業務システムと基幹システムはどう違うの?という質問もよくあります。この違いについてご説明します。

基幹システムとは

基幹システムとは、会社の根幹を支える、全社で使用する重要なシステムを指します。会計システム、人事給与システム、生産管理システム、大規模な販売管理システムなどが該当します。基幹システムが停止すると、会社全体の業務が回らなくなるため、高い安定性と信頼性が求められます。ERPパッケージ(SAP、Oracle等)も基幹システムの一種です。

業務システムとは

業務システムは、特定の業務や部門の効率化を目的としたシステムを指す、より広義の概念です。基幹システムも業務システムの一部と言えますが、部門単位で導入される小〜中規模のシステム(勤怠管理、経費精算、予約管理など)も業務システムに含まれます。

実務的な違い

規模感:基幹システムは大規模なプロジェクトになることが多く、業務システムは小規模から大規模までレンジが幅広いです。

影響範囲:基幹システムは全社的な影響がありますが、業務システムは特定部門での業務支援のツールとして働きますので、影響は広くはありません。

導入難易度・コスト:基幹システムは高額で長期プロジェクトになる傾向があり、業務システムはシステムの内容によります。

3. 業務システム開発の外注先の選び方

業務システム開発の外注先の選び方のポイントを一覧で一枚の画像で表示しています。

業務システム開発を依頼する際は、適切な外注先を選ぶことがプロジェクトの成功を左右します。以下のような選定ポイントがあります。

・企業の実績と専門性を確認

業務システム開発は、業務プロセスの理解が欠かせないため、同じ業界での開発実績が豊富な企業や専門性を持つ企業を選ぶことが重要です。また、過去の事例やクライアントのレビューを確認することも、信頼性を見極める手助けとなります。

・コストと納期のバランス

開発予算や納期に合致するかを確認するのも重要です。

費用が相場より極端に安い場合は、開発会社の見積もり精度に問題がある可能性や、オフショア開発であるケースが考えられます。オフショア開発にはコストメリットがあり、成功事例も存在しますが、一部のケースでは、商習慣や文化の違いから、日本では当たり前の「暗黙の了解」が通じず、期待と異なる成果物になることもあります。仕様書に明記されていない部分の認識齟齬が起きやすい傾向があるため、オフショアを検討する際は、コミュニケーション体制やプロジェクト管理体制をしっかり確認することが重要です。

複数社から見積もりを取り、価格だけでなく、開発体制やコミュニケーションの質も含めて総合的に判断しましょう。

・コミュニケーションとサポート体制

外注先とのコミュニケーションは、プロジェクトの進行をスムーズにするために非常に重要です。納品後のサポートや保守体制が整っているかも、長期的な業務効率に関わる要素となります。

4. 業務システム開発の依頼手順

・要求定義の整理

最初に、自社が実現したいことを明確にすることが重要です。

具体的には、システムの目的や解決したい課題、ユーザー属性、業務プロセスの改善点などを整理しておきましょう。社内にエンジニアがいない場合、詳細な技術仕様(要件定義)を作成するのは難しいため、まずは「何を実現したいか」という要求を明確にし、具体的な要件定義は開発会社と一緒に作り上げていく形が一般的です。

・複数社からの見積もり取得

1社だけでなく、複数社からの見積もりを取得することで、相場感を把握し、コストと内容を比較検討できます。

また、見積もりの内訳を確認し、追加費用の発生リスクを把握することも重要です。

・開発手法の選択とフィードバック

開発の進め方には、小さく作って改善を繰り返すアジャイル開発や、最初に全体を設計してから開発を進めるウォーターフォール開発などがあります。実現したいことが明確な場合は詳細な設計を先に行う方法もありますし、試験的に小さく始めて改善しながら形にしていきたい場合はプロトタイプを通じて段階的にフィードバックを行う方法もあります。プロジェクトの性質に応じて、適切な開発手法を開発会社と相談しましょう。

・テストと納品後のサポート確認

開発終了後は、十分なテストを実施し、動作確認を行います。

また、納品後のメンテナンスやアップデート体制が整っているかも重要な確認事項です。

5. 業務システム開発の費用相場

業務システムの開発費用は、プロジェクトの規模や要件によって大きく異なりますが、一般的な費用相場は以下の通りです。

  • シンプルな業務システム:300万円~700万円
  • 中規模の業務システム:700万円~1,500万円
  • 大規模の業務システム:1,500万円以上

まとめ

業務システム開発を外注することで、専門的な技術力を活用し、効率的なシステムを構築できます。

本記事では、業務システムの種類や基幹システムとの違い、外注先の選び方、依頼手順、費用相場について解説しました。業務システムは、Webシステムに加えてモバイルアプリやタブレットアプリと連動させることで、より幅広い業務効率化を実現できます。

外注先を選ぶ際は、実績や専門性、コミュニケーション体制を総合的に判断し、自社の業務に最適なパートナーを見つけることが重要です。適切な準備と外注先選定により、業務効率を最大化するシステム開発を実現しましょう。

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オプスイン編集部
オプスイン編集部
東京都のwebアプリ、スマートフォンアプリ開発会社、オプスインのメディア編集部です。
・これまで大手企業様からスタートアップ企業様の新規事業開発に従事
・経験豊富な優秀なエンジニアが多く在籍
・強みはサービス開発(初期開発からリリース、グロースフェーズを経て、バイアウトするところまで支援実績有り)
これまでの開発の知見を元に、多くのサービスが成功するように、記事を発信して参ります。

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