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スポーツニュース記事アプリから分析する特化型メディアの特徴

デジタル媒体が普及した現代、新聞、テレビなどに限らず様々な媒体を活用して私たちは情報収集をすることが可能になっています。その中には、趣味や政治など様々なユーザーの興味に合わせ、そのジャンルにおいて特化したニュースメディアが存在しています。
今回はその特化したニュースメディアに焦点を当て、比較していきたいと思います。

一般メディアとは

今回は先述の通り特化型メディアについて紹介していきますが、まずは比較対象として、先述の「一般メディア」の一つであるスマートニュースについて軽く紹介します。
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テレビではCMも流れているスマートニュース。アクティブユーザー数は2019年8月時点で月間2000万人となっており、現在、日本有数のニュースメディアと言っても過言ではないでしょう。
■参考:SmartNews 媒体資料

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「経済」「テクノロジー」など画面の上部にあるように、様々な関連の記事が配信されていることがわかります。世間のニュースをこのアプリ一つで幅広く閲覧できます。

特化型メディアのメリット

「浅く広く」記事を取り上げる一般メディアに対して、特化型メディアは「狭く深く」記事を配信しています。ではなぜ、わざわざ特化型メディアを運営する必要があるのでしょうか。
 

なぜ特化型メディアと言うものが存在するのか?

 
先述したスマートニュースやグノシーなど、ジャンルを絞らず記事を配信するメディアは多数存在します。その中で何故ジャンルを絞ったメディアを運営するのか? それは、確立されたメリットが存在しているから。
 

メリット① ユーザー層が明確になる

 
ジャンルを絞っていることで、どのようなユーザーがメディアを使っているのか、というのは自ずと明らかになります。「どのような人がこのメディアを使っているのか」という点が明らかになるということは、それだけ一般メディアに比べて広告主がターゲットを絞って広告を出すことが出来るようになる、ということにつながります。メディア運営は広告に頼って成立するという点もありますし、これは双方にとって大きなメリットと成り得ます。
 

メリット② ブランド力が付きやすい

 
例えば料理のレシピを検索するとしたら「クックパッド」、スマホで服を買うなら「ZOZOTOWN」といったように、ニュースメディアに限らずとも何かに特化したメディアは「〇〇するならこのアプリ、サービスが良い」という印象を付けられやすくなります。
 

メリット③ 機能を充実させやすい

 
運営は配信する記事のジャンルを絞ることで、一般メディアよりも良質なサービスをユーザーに提供することが出来ます。今回の記事ではこの③にスポットライトを当てていきます。

経済、エンタメ等に範囲を絞っているニュースメディアもありますが、今回は特に「サッカー」に特化しているメディアを3つ紹介していきます。

三つのサッカー記事メディア

ゲキサカ

 
大手出版社である講談社が運営しているサッカー専門のニュースアプリ。「現役プレイヤーが見ているサッカーメディア」という調査では二位に大きく差をつけてトップとなっており(現役プレイヤーの95%)、そのコンテンツが如何に優良かが分かります。
■参考:ゲキサカ 媒体資料

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記事に登場した選手にユーザーがクラップした数で順位がつけられます。他のユーザーがどの選手に興味を持っているかが一目でわかる機能となっていますね。

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後程紹介していく他のメディアにも共通していることですが、海外リーグや日本国内のカップ戦など、様々な大会の順位表をアプリ内で見ることが出来ます。ただ、その中でもゲキサカは大学リーグや高校リーグなど、さらに小さな規模の大会の順位まで網羅している為、コアなファンでも一目で順位を確認できるようになっています。

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世界中で人気の広がりを見せているeスポーツについての記事も掲載しています。一般メディアのサッカー記事では中々見ることのないニュースも、一つの対象に限定したメディアならば詳しい内容で配信することが出来ます。

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また「DAYS」や「ブルーロック」等、講談社が出版するサッカー漫画を閲覧できるのもゲキサカの特徴。出版大手の講談社だからこそ出来るサービスです。
 

サッカーキング

 
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スポーツ記事を専門とする株式会社フロムワンが運営するアプリ。出版している雑誌「SK」とアプリに力を入れており、様々な媒体で記事を閲覧することが出来ます。

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画面はシンプルなデザインになっており、横にスライドすることで他の画面に移行できるようになっています。操作性を重視していることにより、他のメディアに比べてストレスが無く快適な印象を受けます。
細やかなことではありますが、ユーザーの視点からするとかなり重要なポイントとなるのではないでしょうか。

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サッカーキングの独自の機能として、「バッジ」機能が存在します。バッジ機能では読了した記事に基づいて銅、銀、金のバッジをもらうことが出来ます。
バッジを獲得することで特段何かがあるというわけではないのですが、やはりサッカーファンのユーザーという目線では何故か嬉しくなってしまう機能ですね。
 

Goal

 
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国内の企業が運営しているゲキサカ、サッカーキングとは違い、Goalを運営しているのはアメリカ・イリノイ州を拠点とするスタッツ・パフォーム社です。ロンドンや東京など世界各地にオフィスを構えており、Goalというメディア自体も日本だけでなく世界中で運営されています。

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Goalではチーム名や選手名など、様々に検索を行うことが出来ます。選手であれば今までのキャリアのデータや直近のニュース記事など、更に詳しいところまで調べることが出来る機能となっています。ほか2つのサッカーニュースメディアには無い機能となっており、差別化を図ることのできるものとなっています。
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アプリ内では、DAZNが配信する試合ハイライトや試合前の会見の動画が閲覧できます。これは運営するスタッツ・パフォーム社が、パフォーム・グループ(現在のDAZNグループ)から分離独立し、スタッツ社に買収されたものだから。DAZNとの関わりがあるからこそ出来る、独自のサービスと言えます。

総括

今回紹介したサッカー記事メディアで言えばリーグ毎の記事の分類、ニュースでは無い特集記事の配信など、最初に紹介した一般のメディアとは違って何かに特化したメディアでは記事の的を絞っているからこそ可能となる機能がメリットとして多く存在することが分かります。
ただ、人々の関心となるニュース記事の中のスポーツという分野、そのスポーツの中のサッカー、というように配信している記事の内容を限定したとしても、今回3つのメディアを紹介したように競合するライバルメディアは存在します。どの分野にジャンルを絞っていくかに限らず、特化型メディアでは他のメディアとの差別化を図ることのできる独自の武器、個性となるサービスを備えておくことが大切なのではないでしょうか。

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